ほんの一瞬目を離したすきに・・・娘にケガをさせてしまった話
私の日常生活は前回の記事
のように徐々におかしさを増していきました。
その日は珍しく商品が購入されており、早く作業に取り掛かりたいと気持ちが焦っていました。
当時1歳半の娘は好奇心旺盛。
あちこちチョロチョロ。
あれこれ触りたいお年頃で、一時も目を離してはいけない時期でした。
焦る気持ちと日常
その日はとっても良い天気でした。
その前日まで雨が続いていたので、気持ちは焦っていましたが
ささっと家事を終わらせて在宅ワークに取り掛かるつもりでした。
私は娘が機嫌よくぬいぐるみで遊んでいるのを確認して
娘をリビングに残して洗濯物を干しにベランダに出ていました。
鍵を扱うので締め出しを予防するためにベランダに通じる窓を
リビング側と和室側と両方開けて、時々リビングを除きながら
洗濯物を干していました。
ただ、気持ちは焦っていて、娘がリビング側の網戸近くに移動していたのを
ちゃんと見ていたのに、
声をかけて私の近くに寄ってきて、何か相手をしなくてはいけなくなると
ますます遅くなると思い、そのままにしていました。
その日に限って・・・は通用しない
娘をチラチラ見ながらも早く洗濯物を終わらせようと必死でした。
娘がリビングの網戸を開けようとしていて、危ないな~と思った
のをしっかりと記憶しています。
その後、娘の大きな泣き声。
慌てて娘に駆け寄ると、網戸を開けて網戸の前で転んで
エアコンの室外機の裏の鋭い金属で顔と指を切って
血だらけでした。
一瞬何が起こったのか分からず頭の中が真っ白になりました。
顔も二か所出血していましたが、それ以上に指のケガが酷く
止血してもなかなか止まらず、
取り合えず大慌てで小児科に連れて行きました。
もうあの小児科には二度と行かない
いつも娘のお世話になっている小児科のお医者さんは
若くてとてもしっかりしていました。
子どもの扱いも上手く、しっかりと見てくれる先生だったので
とても信頼していました。
なのでそこに連れて行けば大丈夫だろうと思っていたのですが
その日に限って、
大先生と呼ばれるおじいちゃん先生でした。
取り合えず、傷口は見せましたが
「これは酷いね~。うちじゃ無理だから別の病院に行って」
と門前払い。
消毒すらしてもらえず、別の病院へと連れて行きました。
娘と長い長い病院通いが始まる
結局、顔の傷は跡が残ることはなく、暫くすると綺麗に治癒していきました。
が、
指のケガは傷が深く色素沈着してしまい、更に別の病院へ転院して治療を
続けることとなりました。
色素を薄くするために、毎回小さな指にレーザーを当てます。
レーザー治療の部屋には私は入ることが出来ず
毎回大泣きしながら看護師さんに連れていかれる娘に
ただただ、謝ることしかできませんでした。
娘のこのケガは幸いにも最終的にはほどんど分からなくなるほど
綺麗になりました。
治療には一年半ほどかかりました。
何度も何度も娘に「ごめんね」と謝りました。
すごく後悔もしました。
目を離さなければ起こらなかったことで
娘のこのケガは完全に私の責任です。
気持ちもそぞろでいつも上の空。
ちゃんとした日常生活でさえ蝕まれていって
娘にケガまで負わせてしまいました。
虫の知らせではないですが、神様がいい加減
諦めなさい。
これはあなたには向いてない。
と教えてくれていたのだと思います。
が、それすらも無視して暴走し続ける
私に更なる不幸が降りかかります・・・
最後までお読みいただきありがとうございました。