チロルのブログ

平凡な主婦が時に役立つこと、時にあまり役立たないことを綴ります

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「幼稚園行きたくな!」いから「幼稚園楽しみ♪」に変わるために挑戦したこと

恥ずかしがり屋さん

 

今年年長さんになる娘はとっても恥ずかしがり屋さん。

恥ずかしがり屋と表現すれば可愛く思えるけれど、

要はとっても人見知りなのです。

私自身も幼いころにかなりの人見知りだったので

娘の気持ちはよく分かります。

新しい環境・新しい人たちになじむのには少々

時間がかかります。

 

 

 

 

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春の写真

「幼稚園行きたくない!」「ずっとお家がいい!」

 

娘がそう言いだすだろうというのは想定内です。

早生まれなこともあり、みんなより少々幼く

周りのお友達のように、上手に出来ないことも沢山あって

負けず嫌いな娘にっとっては悔しいことだらけ。

そして何より

とにかく慣れるまでにとても時間を要するのです・・・

 

お休みさせてもいいかなと思ったりするのですが、

「行きたくない!」と言いながらも

帰ってくれば

「あ~楽しかった♪」

「今日こんなことがあったよ♪」

などいろいろ幼稚園での出来事を楽しそうに話してくれます。

 

一応、本当に幼稚園で何か問題が起こっていないのか

本人と担任の先生に確認するも

「何もない」とのこと。

実際、お手紙交換をするお友達や一緒に遊ぶ友達もいるので、

幼稚園で辛いことや悲しいことがあって行きたくないのではない。

 

ただ、「朝行きたくない気がする。」

なのだと思います。

 

 

子育てに悩む

 

娘の口から毎朝「幼稚園行きたくないな」と聞かされていると

段々と憂鬱な気分になるし

どうして周りのお友達のように元気にいけないのだろう・・・

と悩むようになりました。

優しくなだめてあげれる日もあれば、

ちゃんと元気に幼稚園に行って!と強く言ってしまったり、

何かお友達と困ったことがあるのか?

行きたくない理由何なのか?

と問い詰めたり。

何が正しいのか

どう対応すればいいのか分からなくなってしまいました。

 

 

講演会で学ぶ!なるほど!そういうことか!

 

そんな悩み続けている時に子育ての講話を聞く機会がありました。

その時に、幼稚園の行き渋りについての話がありました。

 

新学期は特に「幼稚園に行きたくない」ということを

言う子供がいますが、

大人だって毎日仕事行きたくないでしょ?

たまには疲れたな~。

今日はお休みしたい。なんて日もあるでしょ。

どんなに楽しい場所だって、行くまで遠いな~とか

早起きしたくないんだよな~とか。

時には行きたくない。ってなると思うでしょ。

更に、小さいので特に明確な理由なく

「行きたくない」と言ってることもあります。

子どもも毎日頑張ってます。

 

という話を聞いてなんだか納得。

なるほど、「なんとなく行きたくない」の可能性もあるのか。

と。 

 娘もそうなのかな???

 

 

「幼稚園楽しみ♪」になるために私がやった事

人見知りだったり、馴染むのに時間がかかったり

新しい環境が苦手なので「行きたくない」と言ってしまう娘ですが

幼稚園に行きさえすれば、

クラスには年少さんの時からの大親友のお友達がいたり、

大好きな先生が居たりと

楽しく過ごせている様子なので、

「幼稚園楽しみ!」となるようにしてあげようといくつか挑戦しました。

 

 

<幼稚園楽しみ作戦>

その1.可愛い髪ゴムを付ける

   (一緒に買い物に行き娘に選ばせる。)

その2.お気に入りのハンカチや靴下を履かせる

   (一緒に買い物に行き娘に選ばせる)

その3.お弁当のおがずを娘のリクエスト通りの物を入れる

   (娘の幼稚園は週に2回だけお弁当の日があるのでその日は

    好きなものオンリーで詰める)

その4.リュックに可愛いキーホルダーを付ける

    (小さなキーホルダーならつけてもよいので娘のお気に入りの

    キャラクターを付ける)

その5.見えない場所にスマイリーの絵を描く

    (袖を少しめくると見える場所にボールペンでスマイリーの絵を

     書いて、

     寂しくなったり勇気を出したいときはこっそり見るように

     伝える)

その6.バス停でギューッとする

     (ママの勇気を娘ちゃんに分けてあげるからね!勇気満タンで

      幼稚園に行けるようにしてあげるね!)

どれも些細なことですが、

可愛い髪ゴムを付けていけば、お友達から「可愛いね!」といって

もらえたり、声をかけてもらえたり話しかけるきっかけになります。

お気に入りの物を持つことで、嬉しい気持ちや勇気が湧いてきたり。

とにかく、娘の大好きをいっぱい集めて幼稚園にいくことにしました。

ちっちゃなことでもいいと思うんです。

勇気が湧いたり元気が出さえすれば。

 

 

 少しずつ「明日も幼稚園楽しみ♪」に変化する

 

 即効性は無いものの、全部を実践する日もあれば

いくつかを実践する日もあり、

今では特に何も言わずに幼稚園に行くようになりました。

 

もしかすると、単に時間の経過とともに慣れてきただけかも知れませんが

やはり週明けは「行きたくないな」という日もあるので

そんな日は幼稚園楽しみ作戦を実践します。

 

また、最近は娘が「行きたくないな」というと

「じゃぁ、どうすれば元気に行けるかな?」と聞くように

しています。

そうすると大体は

「ギューッってして(*^-^*)」

と言ってくるので、

毎日「ママの元気を注入するね!満タンだよ!」

と言って送り出します。

 

注目すべき視点を変えてみる

 

自分一人で悩んでいた時は悶々としていたり

「どうして幼稚園に行きたくないんだろう」と

「行きたがらない」という視点ばかりに注目していました。

けれど、大人だって行きたくない日がある。

と気づけばそうだよね。

と思うし、

特に理由なんてない。と知れば

もしかしたら、明確な理由なんて無いのかもしれない。

 

逆に「どうすれば行けるようになるかな?」

と考えれば、

楽しく行けるように出来ることは無いかな?

と考えるようになりました。

少し問題の視点を変えれば、「行ける」に注目することが

出来るようになりました。

 

 

これからもずっと模索するしかない

 

人見知り場所見知りはすぐに収まるものではなく

まだまだ、これから先の人生で何度も頭を悩ませる

問題だと思います。

 

お母さんは太陽のようにしているべき。

どんと構えておくとよい。

なんてアドバイスをもらうこともありますが、

娘と同じ元人見知りとしては

そんな態度で居られると、逆に見捨てられた

悩みを真剣に捉えてもらえない。

となってしまいます。

 

 

子どもも親も十人十色。

色んな親が居て色んな子どもが居て

正解は周りが決めるのではなく、各々が決めていけばよいのだと

思います。

 

私は少々面倒くさいけれど、

娘が私たちの元を元気に巣立っていくその日まで

太陽のように上から照らすのではなく

真横で伴走しながら見守っていきたいと思います(*^-^*)

 

長くなってしまいましたが、

最後までお付き合い頂きありがとうございました。