可愛いは更新制?!
子どもがよちよちと歩き始めてから3歳位ごろまで、
「可愛いね~」と言われることがよくありました。
顔が可愛いとかそういうことではなく、
つたないおしゃべりや
一生懸命歩く姿
全体的にコロンと丸くて可愛いフォルム
そういったすべての事を含めて「可愛いね」と声を
掛けてもらっていたのだと思います。
でも、時にその続きを話す人もいました。
そのうち憎たらしくなるよ
可愛いねと声をかけてくれる人の中には、
色んな表現や言い方で、その続きを話してくれる人がいました。
「今が一番可愛い時よ!」
と「今」を強調する人。
「今を過ぎると、口答えし始めるし憎たらしくなってくるよ!」と
可愛くなくなる予言までしてくれる人まで。
身近に小さな子供がいなかった私は
素直に話を信じました。
「あ~今が一番可愛いときね」
「ここから先はこの可愛さはなくなるのね」
「憎たらしくなるなんて・・・」
と思っていました。
ふと気づく
3歳を過ぎたあたりから、
少しずつ赤ちゃんらしさが失われてきました。
「しっかり歩く」し
「しっかりしゃべる」し
何なら
ちゃんと
「口答え」もする。
体つきも、丸っこい感じから縦に伸びたような感じ。
洋服を買いに行っても
今までのあかちゃんサイズと一緒の置き場から
少しお姉さんのサイズといっしょの場所へ。
そして、最近では
お気に入りのお店には子供の大きさの
サイズ展開がなくて近いうちお別れに
なりそうです。。。
おや?まだ憎たらしくならない
「今が一番可愛い時」と言われてから
数年がたちますが、
やっぱりまだ
「今が一番可愛い」です。
しっかり喋るし
しっかり歩くし
走るし、なんならスキップもします♪
口答えもするし、
ちょっとした可愛い嘘もつくし
口げんかもします♪
全然丸っこくなくなったし
背も伸びたし
触ると細!!となってしまったけれど、
でもでも、
「やっぱり今が一番可愛い」
勿論、憎たらしいときもあるし
怒ってしまうことも沢山あるけれど、
それでも、
笑顔がたくさん見れると嬉しいし
悲しい思いをして欲しくない
ずっとずっと幸せでいて欲しい。
子どもはみんな可愛いと思うけれど、
我が子という存在に出会えたことで
自分の子供ってこんなにも愛おしいものなのか。
こんなにも可愛いくて大切なものなのか
とびっくりしました。
そして、「今が一番可愛いとき」の「今」は
更新制の「今」を指していたのだと
気づきました。
そう。
我が子の「可愛い」は更新制。
だから、「うちの子は可愛い」はいつまでも続くと思います。
きっと私がおばあちゃんになっても・・・