人の弱みにつけこむヤツら。

私は晩婚です。結婚願望は20代前半からあったものの、

結婚にまでたどり着けず、婚活をして、やっとの思いで

結婚できました。

婚活中には様々な変な人に出逢いましたが、「結婚できない」という

悩みにつけこんでくる悪い奴らもいました。

なかなか上手くいかない婚活に悩んでいた時、

ふと見ていたテレビで

人の第一印象は3秒で決まる。と言われている事を知り、

まずは「見た目」から取り掛かることにしました。

ですが、何から取り組めばいいのかよく分かりません。

服装も髪型もメイクも。改善するなら全部かな？というぐらい

色々と自信がなかったので、実際にお会いして私に合う

髪型やメイクを習ったほうがいいかな。

という自分会議の結論に至ったので

ネット検索していると、「男性の心も女性の心も分かる」という美容師をしている

LGBTの方を知りました。

早速面談開始

美容師だというその方は、とても中性的な服装で面談に現れました。

この人なら、私の気持ちも、男性としての意見ももらえそうで良かったな。

と思いました。実際、とてもファッションに詳しくて、「男性は

こんなのが好みよ♪」など的確なアドバイスを貰えて大満足でした。

メイクも教わる予定でしたが、スタイリングが主な仕事なので

自分よりもメイクに詳しい知り合いがいて、その人に習ったほうが

いいだろうということでその方を紹介してくれることになりました。

なんだか怪しい・・・

美容師の紹介で伺った場所は個人宅サロンでした。

そこで待っていたのは、当時の私よりずいぶん年上の

綺麗な美魔女でした。

メイクを習うはずでしたが、話の行き違いなのかメイクを教えてくれるはずの

その人はまつ毛エクステをする準備をして待っていました。

色々と話をしましたが、年齢差もあり話も大して盛り上がらず

「私は今日はメイクを習う予定でここに来た」と話すと

それなら私より詳しい人を

紹介するといい、また別の人を紹介されました。

何がどうしてこうなった？？

結局よく分からないまま、メイクを教えてくれるという女性の家に

案内されたのですが、

そこには小さなお子さんのいる若い女の人の家でした。

個人宅のサロンなのだろうと伺ったのに

先ほどの美魔女の家とは違って

本当にただの個人宅でびっくりしました。

メイクを習いたい。と言っているのに、夕飯をごちそうする

と言い始め、使っている鍋やフライパンの話を一生懸命してきます。

知らない人の家で、知らない人が作ったご飯を食べるのは怖かったので

「お腹減ってないので。」と伝え、

ようやくメイクを教えてもらえるのかと思いきや

今度は、ひたすらメイク道具の説明をしてきます。

そしてその商品がいかに素晴らしい商品なのかを

力説してきます。

メイクに詳しいというよりは、メイク道具に詳しい感じのようで

私にメイクしてくれる様子や、メイクを教えてくれるすがたたは

とてもぎこちないものでした。

一応メイクを教わり、鏡を見たらエレキテル連合のあけみちゃんのような

私が映っていました・・・。

一体何？これは一体何なの？

と思っているうちにマルチ商法の勧誘が始まりました。

聞いたことのある有名なヤツです。

興味もないし、とにかくこの訳の分からない空間から一刻も

早く帰りたかったので、

この後予定があるので

一旦持ち帰って後日返答したいと繰り返し伝え

何とか家に帰ることができました。

人の弱みに付け込む奴らの餌食にならないために

後日、結局ちゃんとしたメイクも習うことができなかったので

もう一度美容師の人に連絡を取ろうとしたところ

メールが返ってくることはありませんでした。

そして、私が閲覧していたブログも消え去り音信不通となって

しまいました。

冷静に考えると、入り口が彼。そしてそこから、年齢に合わせた

勧誘窓口が設置されていたのではないか。

ということでした。

婚活中はとても苦しく辛いことも多く

「結婚」という大きなイベントが私の人生には

組み込まれてないんじゃないかと思うことも何度もありました。

それでも、「結婚したい」から頑張る女性の弱みに

つけこむやつがいる。

もう本当に腹立たしく悔しい思いです。

知らない人だから何してもいい。

上手くいかなければ連絡を絶てばいいのだから。

そんな考えを持っているんじゃないかなと思います。

個人的に何か仕返しをするなんてことはできませんが、

お天道様がちゃんと見ていてくれることを信じたいと思います。

もし、私のように何か習いたいな～と思う人は

多少高くても大手で習う。

もしくは、何年もその仕事を続けているなど

安心して習うことができる人から教わることをお勧めします。